かつらしげもり

2014.01.14

角隠しとは!?

いつもありがとうございます。まさひろです。

今日は成人式。
美容師さんや着付けを行う方は早朝からお疲れさまでした。

日本の文化がまだ残っている事は大変嬉しい事です。
着る機会なかなかないです。
美容師さんにとっても大切な機会です。
もっと着物を着る機会が増やせないかな?



今回のお題は、角隠し。

実は綿帽子も、角隠しも知らない花嫁さんも多いです。
「上についている〜白いの。」
名前は知っていても、意味なんてあまり考えないですよね。

そこで今回、角隠しの意味などを書いてみました。
なにかの参考になれば嬉しいです。

様々ないわれがありますが、
角隠しは「揚帽子」(あげぼうし)とも言われ、最初は室町時代の桂女(かつらめ)使用の前結びの帽子に由来。江戸時代には男の若衆が額隠しに後ろでくくって用いていた。この帽子、元禄頃は名優、水木辰之助によって”水木帽子”と名付けられました。さらに時代を経て明治初年頃に花嫁の被る白絹の帽子となる。
その他にも、江戸時代に浄土真宗の門徒の夫人が報恩講詣(ほうおんこうけい)の時に被った黒いかぶりものの名残り。

角隠しの角は、笄が角のように外へ出ているからこう読んだという説もあります。

寸法は、幅が約15〜16,5cm 長さが約108〜112cmの長方形の平面。
取り付ける事で立体的な形を作ります。実は、これをとりつけるのがなかなか難しい。

美容師さんによって形が若干異なります。前から見た時に上側が”富士山”の様に見えるのがカッコいいです。

衣装は、白無垢にも色打掛にも黒振りにも合わせる事ができます。

ワタシ個人としては、綿帽子より角隠しの方が大好きです。
シャープでクールな感じが、カッコいいですね。

また、気になった事があったら書いてみます。

それでは、来週もがんばりましょう!
ではでは。

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